「古事記」のお話の中では、この世界の始まりは、
天も地も無く、時間も空間も無く、有るのか無いのかも分からない、
ただもやもやとした状態が果てしなく広がっているだけでした。
そこに現れたのが、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、
高御産巣日神(たかみむすびのかみ)、神産巣日神(かみむすびのかみ)の三柱、
次に宇麻志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)、
天之常立神(あめのとこたちのかみ)の二柱、そして、
国之常立神(くにのとこたちのかみ)、豊雲野神 (とよくもぬのかみ)です。
ここにおいてようやく大宇宙は姿、形を整え始めました。
以上7柱の神々は、それぞれのはたらきを備えていますが、
この最後、7番目に現れた豊雲野神は、
夏の青空に湧き上がる入道雲が自由にもくもくと絵を書くように、
美しいものを限りなく創造する力を名前にあらわしています。
素晴らしい大宇宙は豊雲野神の創造の力に彩られました。
私たちの創造力は無限と言われます。
創造そのものが、人生の目的であったりもします。
一人一人の “創造の力”は、雲のように自由自在で、しかも無尽蔵である!
と私たちに伝えてくれていますね。








